AKIT-7379の作成

どうもいくつか自作でサブウーハー付のアンプを作成してみたが、ウーハーにノイズが乗ってしまう。どうも、ACアダプタの電源ノイズがパッシブフィルターに乗っていると思われるが、ノイズを無くすこともできずにあきらめた。

そんなときaitendoで、サブウーハー付のアンプを見つけた。よし、これを使おう。

パワーアンプキット(13Wx2+38Wx1)[AKIT-7379]で2750円

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中身をみると、こんな感じ。なぜかボリュームは50KのBカーブ。電解コンデンサは全部音響用に全とっかえしよう。

UFG1H2R2MDM ニチコン ファインゴールド(2.2uF/50V) サトー電気 5 10個で100円
UFG1E470MEM ニチコン ファインゴールド(47uF/25V) サトー電気 3 10個で189円
UFG1H100MDM ニチコン ファインゴールド(10uF/50V) 秋月電子 2 10円/個
1VUTWXZ472M0 東信工業 低ESR電解コンデンサ(4700uF/35V) 千石電商 1 200円/個
1CUTSJ102M 東信工業 音響用ハイグレード電解コンデンサ(1000uF/16V) 千石電商 2 150円/個

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音響用コンデンサは全体的に大きいので、小さいものを見つけるのが大変だった。とくに1000uFのコンデンサはこれでもぎりぎり、はんだしてみると端子台が結局基板に乗らなくなってしまった。まあ、端子台は使わずに配線ははんだ付けするからよいか。

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はんだ付けは問題無く、小一時間で終了。LED、端子台、RCA端子、ボリュームは使わずに、配線を直接はんだ付けすることにした。ケースやボリュームは、ノイズが乗っていた古いアンプで使っていたものをそのまま流用。

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底面の穴を開けなおす必要があるけど、見えないから問題なし。

ACアダプタを使うので、やっぱり電源ラインにノイズ取りをつけることにした。完全にノイズ削除はできなかったが、前回のアンプでも効果があったノイズフィルターを作成して搭載した。放熱板は使わずにケースに直付けすることにした。ACアダプタは実は古いノートPCのアダプタだったりする。

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付いていたLEDが思った以上に明るくてびっくりした。ちょっとまぶしいかもしれない。50KのBカーブのボリュームが嫌だったので、古いアンプのボリューム50Kと20kのAカーブを使ったらどちらかの接続不良(?)で音が出たり出なかったり。ボリュームに触ると音が止まったりする。他にこの大きさのボリュームが無かったので、最後はオリジナルの50KのBカーブに変更したら問題解決した。

で、アンプの音はどうかというと、まだ、使い始めたばかりだけど、元気なアンプができた。低音ドカドカなって気持ちが良い。当然、ウーハーのノイズもないし、何も対応していないけどポップ音もしない。なかなか良いアンプである。

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