WindowsでZIPファイルを作って、LinuxでそのZIPファイルを解凍すると、日本語ファイルやフォルダ名が文字化けしてしまう。
これは、Windowsの日本語の文字コードがSHIFTJISであり、Linuxの文字コードがUTF8なのでこの変換が必要になる。
この文字変換を自動でしてくれるのが、unarというZIPの解凍ツールである。
まず、unarのインストールを行う。
$ sudo apt install unar
そのあと、
$ unar abcd.zip
とすれば解凍可能であるが、ファイルマネージャーであるthunarにも組み込もう。
「編集」–>「アクションの設定」を選ぶ。
右に並ぶ「+」をクリックする。
unarのコマンドを記述。
thunarのどのファイルを対象とするかを選択。
マウスの右ボタンで、「unarで解凍」という項目が増えているのがわかる。
無事、zipが解凍できた。
逆に、LinuxでZIPファイルを作って、Windowsで解凍しても問題は発生しないようである。