無線LANのWi-Fiルーターよっては、USBで外付けDISKを接続すれば、簡単にNASとして利用可能になる。
Windowsでは、そのWi-FiルータのIPアドレスをExploreで以下の例のように
\\192.168.11.1
と入力すればNASとしてアクセスできるが、Linux Mintでは、ちょっとひと手間必要になる。
今使っているWi-Fiルーターはバッファローであるが、Sambaの古いバージョンを使っている。
Linux MintのSambaは標準でSMB1をサポートしないので、以下の設定を行う必要がある。
$ sudo vi /etc/samba/smb.conf
[global]
…
client min protocol = CORE
…
追加する行は[global]セクションの一番最後で良いと思う。
再起動後、Linux MintでファイルマネージャーであるThunarを起動する。
下の赤枠にあるように接続されているWi-FiルータのIPアドレスを入力する。
最初の入力時に、sambaのユーザー名を質問される。
Wi-Fiルーターの設定は、guestで誰でもアクセスできるようになっているので、そのまま「接続する」を選べば、無事アクセスできるようになった。
左のメニューの「ネットワーク」の下にNASのDISKが見れるようになるが、PCを再起動すると再度のマウントが必要になる。
毎回、IPアドレスを入力するのも面倒なので、マウスの右ボタンで「ショートカットの作成」を行うと楽になる。
左側のメニューに、NASのショートカットが現れるので、次回以降はここをクリックすればアクセスできる。