ケルン大聖堂である。世界遺産である。2度目の観光である。ちょっと雨が降っているのであるが、気にしてられない。
やっぱり大聖堂はすごい。下から見上げるとよくぞ何百年前に建築できたものだと感動する。
あまりの巨大な建築物に息をのむ。
周りの彫刻も素晴らしい。緻密なデザイン。ゴシック建築の美しさ、荘厳さ、歴史を感じる彫刻が教会全体を覆っている。これを1つ1つ眺めても飽きない。
中のステンドグラスや彫像も素晴らしい。ステンドガラスから入る光がぼんやりと高い天井を照らす。長い年月をかけてろうそくが煤をつけてしまったのだろうか?全体的に、灰色の薄暗い中でキリストの像が浮かび上がって厳粛な気持ちになる。
ちなにみ、ケルンのそばのライン川の橋には鈴なりのカギが。もう、隙間はほとんど無。まるで、海の岩場に密集している貝のようだ。